出雲駅伝 観戦記

出雲駅伝に魅せられて6年連続応援に参加  S33営卒・柴田芳晴

 

2015年体育の日の10月12に出雲全日本大学選抜駅伝が開催されました。島根県出雲大社正面の鳥居前から出雲ドーム前まで、6区画45.195キロメートルを、秋本番・空高く爽やかな絶好の天候のもとで、三冠の目標を掲げる青山学院大学が予想通り優勝を飾りました。明治大学はエースの横手君(4年)を故障で欠き、想定内の8位でした。  

 

昨年は台風で中止となり、予想のビッグ3に入っていましたが、最強4年生5人が卒業で、今年の明治は過渡期です。他大学のレベルアップは驚きで、正月の箱根駅伝シード獲得(10位以内)が案じられます。当然ですが、箱根でシードを失うと来年は出雲大会には出られないのです。

さて、駅伝もさることながら、出雲駅伝にはそれ以上に素晴らしい行事があり、応援参加する人々を「やみつき」にしてしまうことをお知らせしましょう。駅伝本体以外に下記の4つの楽しみがあります。

(その1)は出陣式です。時間は11時より12時50分、場所は出雲商工会館3階。応援団を中心に大学関係者・競走部指導者・OB会を含め校友会・父母会等々。島根・鳥取・広島・兵庫・滋賀各県の校友会支部長も出席し、兵庫県支部からは役員6名が出席しました。母校の健闘を誓い、応援歌・校歌で気勢を上げた後、立食で軽いランチと懇談をし、その中で皆さん1年ぶりの無事再会を喜ぶ。13時に表に出て、応援体制を整え、1区の走者を待つ。明治はエース級の木村君が先頭グループで走って来た。気分良し、大声援を送る。

(その2)は期中の応援と表彰式です。すぐ島根県支部がチャーターしてくれているバス2台に分乗して3区へ移動し、応援する。最後の応援は出雲ドーム前に移動。6区アンカー兵庫県須磨学園出身の藪下君の懸命の走りに感動。表彰式は出雲ドームにてスタンドより観戦。終了後に応援参加者全員の記念撮影とあいなりました。明治の応援は年々増えており、父母会も広島県・島取県がバス1台チャーターして参加されました。

(その3)は出場21校によるさよならパーティです。これが催されるのは出雲駅伝だけです。これが魅力度満点の最高イベントです。18時より島根ワイナリーにて開催。庭のテント村には秋の味覚食べ放題。島根牛のBBQ・蟹・梨・しじみ汁・ワイン・地酒・新米おにぎり等々。選手・応援団・女子チヤリーディング・父母会・校友会とオール明治での大懇親会です。仮設舞台では優勝した青学をトップに各大学応援団による応援合戦は壮観。我々明治は最後のオオトリに登場で、校友会・父母会も舞台に上がり、校歌大合唱で21時に終了しました。

(その4)は打ち上げ・2次会です。出雲駅前スナックボギーを貸し切って21時から23時まで校友会島根県支部主催で行われました。校友会・父母会・大学の先生等を含めてカラオケもありで交流と親睦を深めました。最後にここでも校歌を合唱し、皆で島根県支部におもてなしのお礼を申し上げ、閉会しました。


写真提供:大濱幹事、平尾様

[出雲駅伝 記録]

今回の出雲は、距離が伸びたにもかかわらず(距離が44,5キロから45,1キロ)明大記録。(明大は今回で8回目出場)

第27回 総合8位
2時間12分53秒(木村、江頭、斎田、牟田、田中、藪下)
木村(区間4位…歴代1位明大記録)
江頭(区間6位…明大歴代2位)
斎田(区間10位…明大歴代6位)
牟田(区間8位…明大歴代3位)
田中(区間8位…明大歴代4位)
藪下(区間9位…明大歴代3位)

第26回 中止

第25回  総合7位
2時間13分09秒(文元、八木沢、大六野、牟田、横手、文元) 

第24回 総合11位
2時間15分37秒(有村、前野、文元、山田速、木村(1年時)、大六野) 

第23回 総合7位
2時間13分26秒(文元、鎧坂、大六野、広瀬、有村、菊池)総合7位

 

第22回 総合8位
2時間14分19秒(菊池、松本、鎧坂、大江、北、小林)



加留部 記載